木のベンチ
サステイナビリティ,  環境問題

ゴミを出さない
ゼロウェイストの取り組み

ゼロウェイストとは、ゼロ廃棄物、つまりをゴミ出さないということ。

ゼロウェイスト・インターナショナル・アライアンスは、ゼロウェイストを「燃焼せず、環境や人間の健康を脅かす土地、水、空気への排出のない責任ある生産、梱包、材料によるあらゆる資源の保護」と定義しています。ゼロウェイストの取り組みは、さまざまな方法でゴミを出さないという目標を達成することです。

ゼロウェイストが重要な理由

廃棄物をゼロにすることは、ごみの焼却による有害な排出物、過剰な埋め立て、機器や機械の不適切な廃棄による有害な毒素排出などをなくすことに繋がります。

ゼロウェイストを実行するには、個人の消費者や家庭から多国籍企業や政府に至るまで、すべての人々が積極的な取り組むことが重要です。廃棄物を大幅に減らすためには、政府は廃棄物管理組織と緊密に協力して、現在廃棄物と見なされている製品の再利用とリサイクルの両方の取り組みを成功させる必要があります。

ゴミゼロに到達するのは、簡単なことではありません。そのためには消費が削減され、リサイクルと堆肥化の努力が効果的に行われ、製造された製品が可能な限り長く使用される必要があります。私たち消費者一人一人と製造業者の双方が、持続可能性を強く意識して行動に移す必要があるのです。

世界のゼロウェイスト取り組み事例

環境問題は世界中で対策が取られており、ゼロウェイストについても様々な取り組みが行われています。国レベルでの取り組みだけでなく、地方レベルでの取り組みなどあらゆるところで多くのゼロウェイストが取り組まれています。良い事例、ベストプラクティスがあれば、日本でもできることがあれば参考にしたいですよね。では、世界ではどんな取り組みが行われているのか見てみましょう。

韓国

韓国廃棄物管理ネットワークは、廃棄物を大幅に削減するため継続的に取り組んでいます。使い捨てのビニール袋をなくすといった消費者主導のイニシアチブや、ファーストフードのフランチャイズを目的とした取り組みでは、カップやストローなどの「使い捨て」の使用を対象に、これらのアイテムのリサイクルプログラムを導入するとともに、食器などに使い捨てではないものを使用し、洗浄して再利用するよう求めています。

フランス

ゼロウェイストフランスは、廃棄物が最初から発生することはないという考え方で、生産と消費を削減することで廃棄物を排除するという独自のアプローチをとっています。リサイクル、堆肥化、およびバイオ廃棄物の取り組みの他、注目したい取り組みは、消費者製品の寿命を延ばすこと。テクノロジーや製造方法が発達し、様々なものが簡単に作れるようになったことで、人々はより多くの製品を購入し、より多くの製品を捨てるようになりました。一つのものを長く使うことはゴミを出さないことに繋がります。

ニュージーランド

ニュージーランドの廃棄物ゼロネットワークは、廃棄物の処分を大幅に削減するための取り組みを紹介しています。家具や機械の修理に利用できるサービスから、リサイクルされた木材、金属、電子廃棄物、さらにはリサイクル、堆肥化、衣類のリサイクル方法など、参考にできるものがありそうです。

ゼロウェイスト・インターナショナル・アライアンスが世界中のゼロウェイストの取り組みについて国別にリストアップしているので、他にはどのような取り組みが行われているのか是非見てみてください。


旅行中のゼロウェイスト

旅行中にゼロウェイストに取り組むのは、か​​なり難しい挑戦のように思えるかもしれませんが、意外とそんなことはありません。

例えば、ペットボトルなどゴミになるものは購入せずに。洗面用品、水筒、キャンプ用食器などに、再利用可能な容器のみを使用すると、不要なゴミを出さずに済みます。また、ホテルに泊まる際、お金を払って宿泊しているんだからと自分の家にいるより電気や水の無駄遣いをしがちですが、資源は資源。水や電気を使用する際はこまめに止めたり、部屋のリネンの毎日の洗浄を控えることもゼロウェイストに繋がるアクション。プラスチックを使わない、リサイクルや生ゴミの堆肥化などを積極的に行っている、持続可能なエコロッジ・エコホテルでの滞在を予約することも旅のゼロウェイストでできることの一つです。

日常の生活でも、自分の家のゴミをどのように減らすことができるか考えてみてください。たとえば、洋服を捨てる前に、その服をリサイクルできないか、実はもう少し着続けることができないか、立ち止まって考えてみましょう。ゴミを出さない、というと難しそうに聞こえますが、一つ一つのものを大事に使う、要らないものは(すぐゴミになるから)買わない、など意外とできることは多いはず。人ごと、自分ひとりが行動しても何もならないとネガティブにならず、自分だけでも何かできることはないか考え、小さなことでも行動してみましょう。小さな行動も塵も積もれば山となります!

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