旅行で本物の体験をすべき理由
環境に優しい旅のアドバイス

旅行で本物の体験をすべき理由

旅行にはさまざまな要素があり、同じ時期に同じ場所に行ったとしても、思い出が同じになるわけではありません。現地でできる本物の体験をするのか、ただ観光地化されたスポットを巡るような旅をしているのかということも、素晴らしい旅だったと思えるかどうかという点に大きく関係しています。よくあるツアーや観光は、観光客のためだけに作られたアクティビティに参加するタイプのもので、現地の人が実際することとは大きく異なっている

可能性があります。そのため、多くの旅行者が旅先でしている体験は「本物」とは言えないものなのです。

本物の体験とは?

旅行での本物の体験とそうでないものには違いがあります。地元の人が普段やっていることをやってみること、地元の人と一緒に時間を過ごすこと、住民が使う交通機関を使い、彼らが食事をする場所で食事をすること、観光客が多い場所を避けることなどが挙げられます。本物の体験をするには、あちこちを短期間で飛び回るのではなく、しっかり時間をとってゆっくりと旅することがポイント。自分の母国語とは異なる言語を使う旅行先に行くなら、そこで暮らす人々とのコミュニケーションの取り方を学んでおくと、現地での体験をより思い出深いものにすることができます。

では、本物の体験とはどんなものなのか、いくつかの事例を見てみましょう。

ヨルダン

ヨルダンに行くなら、地元のベドウィンの人たちがしていることを体験してみてはいかがでしょうか。例えば、ベドウィン・シェパードと1日を過ごし、彼らが土地を離れて生活しながら、日々どのように羊やヤギを飼っているのかを見ることができる現地ツアーがあります。ヨルダン地域に住む遊牧民であるベドウィン。ヨルダンの砂漠でのベドウィン生活体験は、とてもエキサイティングな思い出になることでしょう。どのように動物と一緒に生活しているのか、どんなものを食べて生活しているのか間近で観察しながら実際に体験してみましょう。

ニュージーランド

ニュージーランドは、今でも先住民のコミュニティや文化が色濃く残っている国。マオリ族のツアーには、ニュージーランドに住むマオリ族のコミュニティや彼らが守る文化や伝統を学べるものがあります。伝統的なマオリの村では、地元の経済に貢献しながら、彼らの生活様式について学ぶことができ、本物の体験をすることができるところがあります。旧暦に合わせた夏の収穫に参加したり、文化に関する昔話を聞いたり、伝統的なマオリ料理を食べたりして、五感を使って彼らの生活を実際に体験してみましょう。


日本

海外の旅行者にも人気の日本の温泉。現地の人、つまり私たち日本人も温泉を訪れ、周りの景色を楽しみながら、温泉から得られる健康効果も享受していますよね。つまり、海外からの旅行者が日本の温泉地で天然温泉を体験することは、本物の体験と言えるかと思います。


なぜ人々は本物の体験が好きなのか

異文化にどっぷり浸かれるだけでなく、持続可能な旅行でもある旅先での本物の体験。地元の人によって運営されている場所やツアーで体験にお金を支払うことで、旅先の地元経済に直接貢献できるのも本物の体験の良いところです。

旅先で地元を体験する方法はたくさんあります。地元の人たちが知ってもらいたい彼らの生活や文化を見るだけでなく体験することは、行きたい観光スポットのチェックリストを埋めることだけにこだわるよりも、その旅先をより深く理解することができるはず。

これからの旅は、観光スポット巡りではなく地元の人が行くような場所に出かけて、現地に貢献しながら素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

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