海のエコラベルとは?MSC認証マークの重要性
サステナブル認証

海のエコラベルとは?MSC認証マークの重要性

みなさんは海のエコラベルとは何か知っていますか。海洋管理協議会(Marine Steward Council)は、アメリカの全国海洋月間である6月を二酸化炭素排出量を削減する取り組みや海洋汚染対策強化月間に指定しました。

とある研究によると、魚介類は、牛肉、豚肉、鶏肉などの陸上のタンパク質よりも二酸化炭素排出量がはるかに少ないことが明らかになっています。地球表面の70%以上を覆っている海は地球上のすべての生命にとって不可欠なもの。気候に影響を与えたり、私たちが生きていくために必要な酸素を供給する役割を担っているからです。だからこそ、海洋環境の持続性を維持していくことがとっても重要なんです。というわけで今回は、持続可能な漁業と海洋管理協議会のMSC認証マークについてご紹介します。

MSC認証マークとは?

スーパーの鮮魚売り場の商品でたまに見かけるMSC認証マーク。海のエコラベルとも呼ばれていますが、一体この海のエコラベルとはどんなものなのでしょうか。

MSC認証は、科学者、漁業者、業界関係者と協力し、持続可能な方法で人々が水産物を入手できるよう取り組んでいる国際的な非営利団体、海洋管理協議会によって付与されるエコラベル。持続可能な方法で売り場までたどり着いた水産物にはMSC認証が付与され、消費者は他の水産物より地球にやさしい漁業によって採取されたものと認識して、海産物を購入できるようになります。

過去45年間で、地球上の海洋生物は49%減少してしまいました。海洋汚染対策の強化など私たちが何かを変えない限り、問題は深刻化していきます。海洋問題の主な要因は、乱獲や違法漁業、気候変動や汚染問題です。


海洋管理協議会の認証は、3つの主要原則に照らして漁業を評価します。

1. 資源の健全性:漁業対象種の個体数が健全かどうか

2. 環境への影響:漁法が海域の他の生物に害を及ぼしていないかどうか

3. 効果的な管理:漁業が持続的に管理されているか

MSC認証マークの主な目標は、生息地を保護しながら乱獲を最小限に抑えること。MSCは、持続可能な漁業を行うことで、水産物の供給が現在そして未来の世代のために守られる世界を作ることを目指しています。

では、この海洋管理協議会の認証にはどんなメリットがあるのでしょうか?

MSC認証マークのメリット 

人口が増加し、気候変動などの課題が世界で拡大する中、多くの国々が持続可能な漁業に取り組まなくてはいけない状況になっています。持続可能な手法で漁業をすることは食糧の安全を確保し、世界中の何百万人もの人々の生活を守ることにつながります。MSC認証マークは持続可能な漁業の良い事例を奨励し、乱獲や違法漁業の削減にも取り組んでいるのです。

そして海洋管理協議会の認証プロセスは、水産業界と環境科学者との新しいパートナーシップを促進しています。例えば、サステナブル・フィッシャリーズ・グリーンランドとロンドン動物学協会のコラボレーションにより、北極海域の海底生息地に関する新たな情報が明らかになりました。


変化をもたらすために私たちができること

このMSC認証マークの青いラベルの付いた魚介類や水産物は、野生魚の個体群や生態系への影響を配慮したうえで捕獲されたもの、ということ。MSC認証マークの付いた持続可能な水産物を選ぶことで、持続可能な漁業の拡大に貢献することができます。これからスーパーに行って魚やシーフードを購入するときは、青いMSCラベルがついているものを選んでみませんか。

海を守る方法については、『プラスチックの有害なバクテリアと海洋汚染』の記事でもご紹介しています。海洋汚染対策のために私たちができることはたくさんあります。是非読んでみてください。

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