
中南米のバックパッカーのための
お財布にやさしいエコホテル
今、世界中で増えているバックパッカー。アドベンチャーな体験が魅力の中米や南米をバックパッカーで旅するなら、現地の自然や住民に配慮した旅をしてみてはいかがでしょうか。
中南米のホテルの多くは、環境保全の必要性が叫ばれていることから、エコに取り組んでいるホテルが増えています。中南米の人気ホテルは、社会的責任を果たすためにも、積極的に持続可能な政策に切り替えているようです。
それだけでなく、環境に配慮した戦略と手頃な価格、快適さを両立させた、環境にも旅人にもやさしいホテルが増えています。
というわけで今回は、中南米をバックパッカーとして旅する人におすすめの、お財布に優しい料金のエコホテルをご紹介します。
アルフィス・ホテル・ブティック(コロンビア)
アルフィス・ホテル・ブティックは南米では数少ない、クラシックなヴィンテージスタイルでデザインされたホテル。
17世紀のコロニアルハウスを改装したこのホテルでは、サステナビリティと歴史が融合した感覚を味わえます。館内には美しい庭園があり、宿泊客にとって安らぎのオアシスとなっています。
カルタヘナの城壁都市の中にありロケーションも最高!ボリバル広場、アドゥアナ広場、レストラン、バー、ショッピングセンターなどが歩いてすぐのところにあります。
アルフィス・ホテル・ブティックは「小さな一歩が大きな力になる」と考えていて、毎晩23時に外灯を消すことで省エネを実践し、CFL電球よりも優れていることが証明されているLED電球を使用しています。
また、リサイクルと適切な廃棄物処理を推進しているこのホテル。手頃な価格のラグジュアリーを味わえる、理想的なホテルといえるでしょう。
パロ・ベルデ・サステナブル・ホテル(エルサルバドル)
パロ・ベルデ・サステナブル・ホテルは、サステナブルなホテルとして、中米で高く評価されています。このホテルは、魅力的な太平洋の海の健康を守るために、緑の枝を意味する「パロ・ベルデ」と名付けられました。
このホテルはサステナブルな運営に力を入れており、全方位的なアプローチ(生態学的、経済的、社会的)を実践をしています。
エコロジカルな持続可能性を追求するため、廃棄物は責任ある方法で処分し、客室やキッチンでは完全にプラスチックの使用を避けています。また、数日おきにビーチの清掃を行っており、中米で有数のビーチリゾートに数えられています。
さらに、リゾートの照明には太陽光を利用することで、エネルギーを節約。人工照明が必要な場所では、太陽エネルギーで動作するLED電球のみを使用しています。
敷地内には廃水処理場があり、すべてのトイレは、再利用された水で使用されています。
環境の持続可能性とともに、このホテルは社会的、経済的な持続可能性の義務も果たしているのです。
このホテルに滞在している間参加できるエルサルバドールの文化体験プログラムもあります。敷地内で開催されるスペイン語教室に参加することもでき、現地を思いっきり楽しめるようになっています。
中南米は、豊かな森林やビーチが多く、一生に一度は行きたいエリア。この美しい自然を満喫するためにも、私たちは責任を持って行動しなければなりません。
サステナブルな運営に力を入れているエコホテル。エコホテルに滞在して、サステナブルなバックパッカー旅行をしてみませんか。
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