世界の古民家を再活用している場所に行ってみよう
サステナビリティ

世界の古民家を
再活用している場所に行ってみよう

かつて大切にされていたにもかかわらず、廃墟と化してしまった家や建物は世界中にたくさんあります。人口の減少や地域の縮小なども相まって、時間の経過とともに残念ながら使われなくなった建物の数は増えていくばかり。町や都市に空きビルや空き家が多すぎるということは、そのコミュニティが廃れていっていることを示す上、倒壊など安全上の問題もあるため何らかの対処が必要となります。その街に特定のスタイルや景観のルールがある場合は特にそう。都市の外観や雰囲気を変えてしまう可能性のある使用されていない建物を、可能な限り再利用しようとする自治体やコミュニティが増えています。

古民家を地域開発に利用するメリットとは

空き家や使われていない建物が多くある町では、「それらをどうすべきか」という問題が生じます。空き家のまま放置したり、市の財源を使って壊したりする代わりに、例えばアーティストや学生など、一時的なスペースを必要とする「住人」に再利用してもらうところも。こういった市の対策によってコミュニティを活性化できる上、使われなくなる度に改築や建て替えにお金をかけることなく、建物を再活用することができます。

日本

古民家の活用と聞いてまず思い浮かぶのは日本!日本全国で、古い歴史的建造物が保存されています。時には100年以上前のもので、観光で訪れる人々や地元の労働者のために新たな命を吹き込んで再利用できるよう、改修され活用されています。ニッポニアでは、古民家や使われなくなった建物を利用した珍しい宿泊施設を予約することができますよ。


ドイツ

ドイツもまた、地域開発や地域活性化プログラムにおいて古い建物が大きな役割を果たしている国。ライプツィヒ、ベルリン、ケムニッツなどの大都市では、多くの建物が放置されたままになっているため、古い工場やアパートなどを改修して、それぞれの都市の荒れ果てた地域に新しい命を吹き込もうとしています。このプロジェクトを運営しているグループについての詳細は、こちらのサイトをご覧ください。


イタリア

廃墟と化した町や都市が多い、地中海沿岸の国、イタリア。ReUseプロジェクトは、かつて愛されていたけれど今は廃墟と化してしまった建築物に新たな命を吹き込むことで、地域社会を発展させるために活動しています。このプロジェクトは、近隣エリアの活性化とともに、伝統的な家や建物が放置されたままになっているという深刻化する問題に対峙し、古民家の魅力を前面に押し出す方法を見出しています。

使われなくなった古民家や建物の問題は世界中に広がっており、場所によっては予想以上に大きくなっているこの問題。しかし、伝統的建造物をリサイクルして再利用することを目的としたプロジェクトが増えており、建物が旅人や一時的な居住者によって使われたり、周辺エリアを活性化したりすることで、都市や町全体に伝統的な雰囲気を残そうとしています。

世界中の古民家・伝統的な建物再活用プロジェクトを支援したい!という人は、旅先で滞在できる宿泊施設を探してみてはいかがでしょうか。最近は、古民家や伝統的な建物を宿泊施設として改築しているところも増えており、普通のホテルに泊まるよりスペシャルな体験をすることができます。もしくは、改築された建築物が別の形で利用されているのを見学することができるところもあります。私たちが旅で訪問することで、再活用プロジェクトが継続的に運営され、地域が活性化するのを助けることができますよ。

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