西ヨーロッパでユニークな鉄道旅行!おすすめ5選
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西ヨーロッパでユニークな鉄道旅行!おすすめ5選

近年、ヨーロッパでは列車の旅が復活を遂げているようです。世界の旅行者は、より環境にやさしい持続可能な旅をしたいと考える人が増えており、飛行機を使う旅行をしたくないという人も。そんな人たちに選ばれているのが、鉄道の旅。今回は、そんな持続可能な交通手段、鉄道旅行を特集!西ヨーロッパで楽しめるユニークな列車や路線をご紹介します。

1. サンタクロース・エクスプレス

フィンランドは、2023年のエコフレンドリーな旅行先としても選ばれている国。広大な森と湖を持つ自然豊かな国、フィンランドを探索するには列車がおすすめです。

フィンランドの中でもユニークで人気のある鉄道路線が、ヘルシンキ~ロヴァニエミ間を走行する、通称サンタクロース・エクスプレス。その名の通り、このルートは乗客をサンタクロースの故郷であるラップランドへと誘ってくれます。所要時間は約10時間。フィンランドの国営鉄道であるVRが運行しています。

2. コスタ・ヴェルデ・エクスプレス

イベリア半島を横断する風光明媚な鉄道路線は数多くあり、リスボンからマドリードへの列車で首都ホッピングをしたり、海岸沿いの町を散策したりと楽しみ方はさまざま。その中でもおすすめなのが、コスタベルデ・エクスプレス。2022年までエル・トランスカンタブリコ・クラシコ号として知られていたこの豪華観光列車は、複数の都市を結ぶ長距離路線を運行しています。ビルバオを出発し、サンタンデール、ヒホン、オビエドなどの都市に停車する5泊の旅はいかがでしょうか。

列車にはスイートルーム、バー、レストランがあり、列車内で食事と睡眠をとり、目的地に到着したら観光に出かけます。

他の豪華観光列車と同様、列車での体験そのものにお金を払うことになりますが、スペイン中を周ってさまざまな都市を観光したいという人には、ぴったりですね。


3. ベルニナ急行

スイスのランドクアートからイタリアのティラノまで運行しているベルニナ急行。観光シーズンを通して運行され、所要時間は約5時間。美しいアルプスの景色を眺めながら、ヨーロッパの国から国へと移動します。ヨーロッパの列車の旅には、スイスとイタリアを隔てるベルニナ峠も通過します。

スイスへの旅行を考えている人は、スイスでの持続可能な旅の記事も是非ご覧ください。

4. ウィットビーからピッカリングへ

ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』に登場する修道院で有名なウィットビーの町から、市場の町ピッカリングまでのこのルート。一見大したことがないように見えるかもしれませんが、歴史的な体験を求める鉄道ファンにおすすめです。蒸気機関車を使ってノースヨークシャー・ムーアーズを切り開くこの路線は、19世紀の小説のページから出てきたようなルート。

最新鋭の列車に見られるようなアメニティはさすがにありませんが、所要時間は2時間足らずで、窓の外を見つめながら写真を撮ってゆっくり列車の旅を楽しむことができます。

5. ゼメリング鉄道

オーストリアにあるゼメリング鉄道は、約170年前に建設されたユネスコ世界遺産の鉄道路線。そびえ立つ高架橋の上を横切り、15のトンネルをくぐり抜け、途中アルプスの壮大な景色を眺めることができます。所要時間はわずか40分と短いですが、その間の素晴らしい景色は、いつまでも記憶に残ることでしょう。

路線の起点はグローグニッツで、ウィーンから列車で1時間。終点は40キロほど離れたミュルツシュラーグです。高所恐怖症の方は覚悟が必要かもしれません!


ヨーロッパのユニークな鉄道旅行ルート

まだまだあるヨーロッパの列車旅!他にもこんなルートがおすすめです。

グラスゴー〜マレイグ: スコットランドを巡りたい人におすすめ。

クレルモンフェラン〜ニーム: 所要時間約6時間半のフランスのルート。

デリー/ロンドンデリー〜コールレイン: アイルランドの海岸を眺めるのにぴったり。

ベオグラード〜バル: 何百ものトンネルや橋を含む10時間の旅で、セルビアの風景を堪能しましょう。

オスロ〜ベルゲン:ノルウェーの2大都市を結ぶ絶景路線。息を呑むようなハルダンゲルヴィッダ高原を見ることができます。

ドライ・アンネン・ホーネ〜ブロッケン: 蒸気機関車を使って緑豊かな草原を登り、ドイツの田園風景を眺めながら走る短いルート(約50分)。

消費者のエコ意識の高まりに伴い、さまざまな国が鉄道網への投資を増やしているヨーロッパ。今後さらに多くのルートが開通することになるでしょう。飛行機を使わずに、ヨーロッパ内をもっと見て回りたいという人は、鉄道の旅を検討してみてはいかがでしょうか。

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