
アメリカのユニークで
サステナブルなカフェ3選
歩きすぎて疲れた時やこれから行く場所について考えたい時、カフェはのんびりしたひとときを過ごすのにぴったりな場所。旅の途中で立ち寄る時も、サステナブルなカフェに行きたいですよね。自然に配慮しながら持続可能性を重視したカフェが最近増えてきています。
今回は、アメリカを旅行する際に行ってみたい、3つのユニークなカフェをご紹介します。
ブルーボトルコーヒー
(カリフォルニア州オークランド)
カリフォルニア州オークランドに本社を置き、世界中に110のカフェを展開しているブルーボトルコーヒー。日本にも上陸していますね。ブルーボトルコーヒーは環境に配慮したカフェなのを知っていますか?地域社会に飛躍的に貢献するために、ブルーボトルコーヒーは2024年までにカーボンニュートラルを達成することを目標としています。
2002年以来、有機栽培とプラスチックの使用を避けてきたブルーボトルコーヒー。どの店舗も、生産者にしっかりと利益を還元しながらサステナビリティを実践し、新鮮な食材を調達しています。
また、再利用と廃棄物ゼロの方針を掲げ、飲食業界をリード。農産物の供給源を含む温室効果ガスの排出を削減することにも配慮しています。
サステナビリティなカフェをお探しなら、ブルーボトルカフェをおいて他にないでしょう。
カフェ・アムーリ(バージニア州ウィーン)
バージニア州のウィーンにあるカフェ・アムーリ(Caffe Amouri)。コミュニティとコーヒーが出会う場所」というスローガンを掲げるカフェ・アムーリは、サステナブルでユニークなカフェ。このカフェは、自分たちが得たものよりも多くのものをコミュニティに還元することを実践しています。
カフェ・アムーリの店内に入ると、窓がデザインとしてそこにあるだけだと思うかもしれませんが、そうではありません。このカフェのオーナー、マイケル・アムーリがデザインした窓は、店内に自然光を取り込み、エネルギー消費を抑えるために設計された窓なのです。
カフェ・アムーリが目指すのは、サステナビリティを実践するためのリーダーとして、100%プラスチックフリーのパッケージを提供すること。持ち帰り用のカップやフタには、堆肥化可能なトウモロコシが使われています。店内では、洗って再利用できるセラミックのコーヒーマグが使用され、コーヒーのカスは地域の人たちの手でコンポストとして再利用されます。
そんなカフェ・アムーリは、ウィーンの町のグリーンビジネス年間賞を含むいくつかの賞を受賞し、バージニア州のグリーンレストランとして認められています。
カジェ・コーヒー・ロースターズ
(カリフォルニア州サンタバーバラ)
サステナブルなカフェを探すなら、サンタバーバラの「カジェ(Cajé)」がおすすめ。このカフェは、プラスチックの使用をなくすゴミゼロプログラムを導入しています。
Forbes誌で紹介された後、バリスタ・マガジンでも「環境サステナビリティを実践するカフェの6つの例」の1つとして取り上げられた、カジェ。
カジェでは、持参したカップでコーヒーを飲む「マイカップ持参」方式を実践しています。このカフェは旅行者も多いため、デポジット制のような実用的な解決策を導入。マイカップを持参しない場合は、5ドルを預けて再利用可能な容器を購入し、その容器を戻しにくると預けたお金が戻ってくるという仕組みです。
旅先でもサステナブルなカフェで、美味しいサステナブルなコーヒーを選んでみてはいかがでしょうか。毎日何杯のコーヒーが飲まれているかを考えると、1杯でも違いがあるはず。意識してサステナブルなカフェを選びましょう!
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