
世界の環境に優しい
ビーチリゾート3選
世界には無数のビーチリゾートがあります。人気の国や島で選ぶ人がほとんどだと思いますが、ちょっと違う視点で旅先を選んでみませんか?旅先を決める上で景色がキレイ、楽しいアクティビティができる、素敵なホテルがあるという点も大切ですが、それに加えてこれから考えたいのが、環境に優しいかどうか。ビーチリゾートと環境に配慮というと何となく結びつかないような気がしますが、最近では多くのリゾートが想像以上に環境に配慮し、周囲の美しい自然を保全するための取り組みをしています。
というわけで、2022年のベストビーチデスティネーション、特に環境に配慮した旅先としておすすめのビーチを調査してみました。
今回は、世界の気候変動に配慮したビーチリゾートをご紹介します。
ブカティ&タラ・ビーチ・リゾート
(カリブ海、アルバ)
持続可能な取り組みが評価され、「グローバル・ユニオン2020クライメート・ニュートラル・ナウ・アワード」を受賞しているブカティ&タラ・ビーチ・リゾート。
大人専用の104の客室があるこのリゾート。カリブ海のアルバ島にあるこのエコフレンドリーなリゾートは、美しい白砂のビーチが広がる最高の環境にあります。アルバ空港から、島の西側を拠点とするリゾートまでは、車ですぐ!
ソーラー技術による水の加熱、廃棄物の65%を埋立処分から削減、ビーチリゾート内での使い捨てプラスチックの禁止など、持続可能性の実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。
ニヒ・スンバ・リゾート
(インドネシア、スンバ島)
ニヒ・スンバ・リゾートは、スンバ島の周囲の植生を保護し保全するという考えのもとに建てられた、エコフレンドリーなビーチリゾート。
このリゾートでは客室がすべて屋外の自然の中にあり、エアコンの必要性を削減。さらに、独自の水の脱塩とボトリング工場があり、使い捨てのペットボトルを完全に排除しています。
また、リゾートのオーナーはスンバ島の貧困削減に尽力しており、スンバ島の先住民の力を高め、彼らの文化を尊重するための人道的支援やプログラムを提供しています。
ニヒ・スンバ・リゾートへは、バリ島から飛行機でタンボラカ空港まで行き、そこから車で1時間半、インドネシアの田舎の緑豊かな風景を楽しみながら行くことができます。
メリーナ・ビーチ・リゾート
(マレーシア、ティオマン島)
人里離れたティオマン島にある小さなブティックホテル、メリーナ・ビーチ・リゾートは、サステナビリティに力を入れたホテル。宿泊客は皆、ゴミの削減、再利用、リサイクルを促されます。
環境に優しいリゾートを自負しているメリーナ・ビーチ・リゾートでは、ビーチの流木を再利用し、天然資源を生かした装飾を施し、最小限のアメニティしか用意しないことで廃棄物を減らしています。
手つかずの美しいビーチ、原生熱帯雨林、マレーシアで最も健全なサンゴ礁があるティオマン島。この島はコーラルトライアングル海洋保護区システム(CTMPAS)に参加しており、島周辺の海洋生物の保護と保全に取り組んでいます。
ティオマン島には民間航空機はなく、プライベートヨットか、マレーシアのメルシンからフェリーに乗って行くことになります。
ビーチでのんびり旅行を楽しみながら、環境への影響に配慮することは難しいことではありません。現地の住民や自然に気を配り、エコツーリズムに力を入れているリゾートを選べば、素敵な場所で楽しい時間を過ごすことができますよ。
上記で紹介したリゾートのほか、エコツーリズム・ワールドでは、環境にやさしい旅をするためのさまざまな情報を提供しています。是非他の記事も見てみてくださいね!
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