エコツーリズムで生まれ変わるタヒチ旅行
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エコツーリズムで生まれ変わるタヒチ旅行

今まで、タヒチ旅行といえば、手つかずのビーチ、色とりどりのサンゴ礁、豪華なリゾートの代名詞でした。しかし、環境問題に対する認識の高まりは、タヒチの観光に対するアプローチを根本的に変えるきっかけとなっています。持続可能な取り組みに力を入れつつあり、環境にやさしい旅先へと変貌を遂げつつあるタヒチ。今回は楽園タヒチの、旅行者の体験を再定義するエコツーリズムの取り組みを探ります。

タヒチの観光 過去と現在

ターコイズブルーの海と緑豊かな風景の美しさに酔いしれる、太陽を求める旅行者に愛されてきたタヒチ。しかし、旅先として人気が高まるにつれ、観光は環境破壊や文化的影響への懸念が大きくなっていきました。変化の必要性を認識したタヒチは、持続可能な観光に焦点を移し、現在は経済発展と生態系保全の微妙なバランスを取ることを目指しています。

タヒチにおける持続可能な取り組み

2022年、タヒチは包括的で持続可能な観光のための戦略的ロードマップである「ファリイラア・マニヒニ2027」を発表しました。これは、自然資源を保護し、地域住民に利益をもたらし、最高品質の旅行体験を維持するための大胆な戦略をまとめたもの。ファリイラ・マニヒニ2027の文書では、観光地への観光客数に上限を設け、常に住民1人に対して観光客1人の割合とすることを目指しています。2023年の公式人口報告書にある人口数を見ると、28万2534人の観光客を上限として受け入れるということになります。ISPF(フランス領ポリネシア統計局)によると、2023年に実際にタヒチを訪れた旅行者は261,813人。この戦略は、地元住民や官民の関係者との協議を経て策定されています。


タヒチに行くならエコツアーに参加しよう

持続可能な観光に力を入れるタヒチでおすすめなのが、エコツアー。タヒチには環境に配慮したエコツアーがあります。例えば、キャプテン・タイナ(Captain Taina)のエコツアー。この会社は地域社会に根ざしたツアー会社で、ラグーンを巡るエコツアーを提供しています。水中でウミガメやツマグロエイ、アカエイなどを観察することができる可能性のあるこのエコツアー。キャプテン・タイナの特徴は、タヒチの文化や歴史、この地域に生息する多様な海洋生物についての見識を提供することに尽力していること。さらに、毎日時間を割いて、タヒチの宗教的なつながりに欠かせない海洋文化像を清掃したり、ラグーンからガラス瓶、釣りくず、国際廃棄物、タイヤ、金属など、さまざまな種類のゴミを取り除くなど、環境保護にも積極的に貢献しています。

再定義されたタヒチ旅行

タヒチに旅行するなら、単にその自然の美しさを楽しむだけでなく、責任ある観光をして自然の保全に貢献してみましょう。エコツアーに参加することで、進化し続けるタヒチの風景を楽しみながら、タヒチならではのユニークな体験をし、自然への影響に配慮することができます。


ラグジュアリーな逃避行というだけでなく、責任ある冒険の旅へと変化しているタヒチ旅行。タヒチでは政府と民間セクターの両方が、楽園タヒチが持続的に繁栄するためにエコツーリズムへシフトし、自然や文化を保全する取り組みを行っています。フィジーに旅行するなら、予約する前に環境への取り組みに力を入れているエコホテルやエコツアーを調べてみましょう。自分にも、自然にもいい旅をしてみませんか。

他のエコフレンドリーな島への旅に興味がある人は、南太平洋の楽園フィジーのサステナブルな楽しみ方の記事もご覧ください。

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