持続可能なアルバニア旅行
ヨーロッパ

持続可能なアルバニア旅行

バルカン半島の中心に位置するアルバニアは、長い間、本物の体験と手つかずの風景を求める旅行者にとっての穴場の旅先でした。この数年、知られざる秘境から、冒険を求める人々や自然愛好家にとって愛される持続可能な旅のホットスポットへと進化してきたアルバニア。手つかずの自然と豊かな文化遺産を守る持続可能な取り組みが重視されるようになり、アルバニアの観光は変貌を遂げつつあります。

今回は、アルバニアの持続可能な取り組みを探り、忘れられない体験ができるアルバニアの魅力的なエコツアーをご紹介します。

変化するアルバニアへの旅行

近年、アルバニアはアドリア海やイオニア海の美しい海岸線、絵のように美しい村々、そしてジロカストルやベラトといったユネスコ世界遺産に牽引され、観光客が大幅に増加しています。そして、このような観光客の急増は環境や文化的な課題をもたらすことになりました。こうした問題に立ち向かうため、アルバニアが力を入れ始めたのが、持続可能な観光。この変革によって、アルバニアの美しい自然と独自の文化遺産を何世代にもわたって保護することを目指しています。

政府の取り組み

持続可能な観光の推進において極めて重要な役割を果たしているのが、アルバニア政府。廃棄物管理の厳格化や国立公園の保護など、環境保護のための規制や取り組みを強化しています。特筆すべき成果のひとつが、アルバニア・アルプスの手つかずの景観を保護するヴァルボナ国立公園の設立。この国立公園は、アルバニアにおける持続不可能な水力発電開発の最新の事例でもあります。

さらにアルバニア政府は、1,000種以上の動物や植物が生息するヨーロッパ最後の野生の川のひとつであるヴィヨサ川を国立公園に指定し、アルバニア大陸で初めてこの種の国立公園を創設しました。


持続可能なアルバニア旅行への民間企業の貢献

アルバニアの民間旅行会社も積極的に持続可能性に取り組んでいます。エコツアー・アルバニアアウトドア・アルバニアなど、多くの旅行会社が環境に配慮したツアーを提供しており、旅行者は環境フットプリントを最小限に抑えながら自然と触れ合うことができます。各社は、プラスチックごみの削減、地域コミュニティーの支援、文化的感性の促進など、責任ある観光慣行を採用。その結果、アルバニアの旅はより豊かで持続可能なものになりつつあります。

アルバニアのエコツアーで自然の驚異を解き明かそう

ヴァルボナ渓谷 

手つかずの自然が残るヴァルボナ渓谷。緑豊かな森をハイキングしたり、流れ落ちる滝を眺めたり、エコフレンドリーなゲストハウスに宿泊したり。アルバニアで本物の体験を求める人には欠かせない場所です。

テト国立公園 

高山の風景と伝統的な石造りの村で有名なテト国立公園で、手つかずの美しさを堪能しましょう。ガイド付きのハイキングや乗馬を体験し、地元の伝統に浸ってみてはいかがでしょうか。

プレスパ湖

無数の鳥類が生息する静かな湖、プレスパ湖。ボートツアーに参加して多様な野生生物を観察し、保護活動に貢献しましょう。

ブトリント国立公園

ユネスコの世界遺産に登録されているブトリント国立公園。古代遺跡や野鳥の宝庫である湿地帯を探検することができます。


アルバニアの旅は、もはや穴場の旅先ではなく、環境保護や文化の保全とのバランスをとった、活気に満ちた旅先になってきています。政府の規制、持続可能な認証、そして民間企業の間で高まりつつある持続可能な旅行商品開発により、アルバニアは責任ある観光に積極的に取り組んでいるのです。

アルバニアでは、思い出に残る体験をするだけでなく、この美しい国の長期的な持続可能性にも貢献するエコツアーに参加してみてください。手つかずの自然や地域社会に良い影響を残し、アルバニアの魅力が何世代にもわたって続くような体験を選んでみてはいかがでしょうか。

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