ガラパゴス諸島での環境に配慮した旅行
中南米

誰もがサステナブルトラベラーに!
ガラパゴス諸島での環境に配慮した旅行

野生生物の楽園、ダーウィンの進化論でも有名なガラパゴス諸島。毎年15万人以上がこの島の楽園を訪れています。南米エクアドルの海岸から約1000km離れた場所にあるこの群島は、ゾウガメやイグアナなど、多種多様な動物や植物の固有種が生息していることで世界的に有名です。ガラパゴス諸島で体験できるエコツアーでは、他では見られない野生生物と出会えることも!

とても人気のあるこの島は、観光客が多いにもかかわらず、環境に配慮したサステナブルな観光を提供しています。一体どのように行っているのか、今回はガラパゴス諸島でのサステナブルな旅行について見ていきたいと思います。

ガラパゴスの自然を守る厳しい法律

エクアドル政府は、この楽園が持つ独特の自然環境を保護するために、さまざまな規則や規制を制定しました。ここを訪れる旅行者は、環境に配慮し、サステナブルな旅行をすることが奨励されています。

特に住民のいない無人島では、ガラパゴス諸島の自然保護に関して厳しい法律があります。火山活動によって形成された100以上の島のうち、人間が住んでいるのはたった4島。ガラパゴスの自然を本気で守ろうとする姿勢が伺えます。

無人島では、旅行者用に作られた小道のみ歩くことを許可されています。さらに、ガラパゴス諸島には、公式認定を受けた自然ガイドが同伴していないと訪問できない場所も。そして、ここでもマークされたルートに沿って歩かなければならず、そこから外へ踏み出すことは許されません。違反した場合、高額の罰金と重い処罰が科せられます。

さらに、ガラパゴス諸島への旅行価格はかなり高く設定されています。ガラパゴス諸島での休暇がなぜそんなに高いのかと疑問に思うかもしれませんが、この島々の背景について少し知っていれば答えは簡単。ガラパゴス諸島は、エクアドルの海岸まで950km以上離れた太平洋に浮かぶ孤島。あらゆるものが飛行機または船で遠くから運ばなければなりません。また、島への出荷を行っている企業は少ないため、競争も少なく、サービス料金も高くなります。最も多くの量を輸送しているエクアドル空軍は、1kgあたり1ドルを設定しています。輸送コストの高騰は、もちろん旅行価格に上乗せされます。さらに、ガラパゴス諸島国立公園への入場料だけでも100ドルかかります。

サステナブルな旅行を通じて、壊れやすい自然をどう保護するか

人間がこの島に足を踏み入れて以来、自然のバランスは崩れてしまいました。人間と共に、外来生物がガラパゴス諸島にもやってきたからです。こうした外来種は固有種の生息地を荒らすだけでなく、彼らの食料源を奪ってしまうこともありました。

この外来種の侵入は今日まで多大なる影響を及ぼしてきました。多くの動物が絶滅の危機に瀕し、ガラパゴスアシカなどは絶滅危惧種のレッドリストにも載っています。

この生態系バランスの崩壊を助長することのないよう、ガラパゴス諸島での滞在について真剣に考える必要があります。何よりもまず、ペットを連れてこないこと。たとえば、最初に人々が島に定住したとき、彼らはヤギを連れてきましたし、ネズミも彼らの船に乗って来ました。この2種は特に在来動物の食料を奪ってしまった動物です。

ですが、島を元の状態に戻すため方法もあります。たとえば、現在島に生息する動植物以外は全て排除されています。新たに外来動物がうっかり島に侵入するのを防ぐため、本土の2つの空港ではガラパゴス諸島へ向かう全旅行者の荷物を厳しくチェックしています。

もちろん、このような環境保護の取り組みには多額の費用がかかります。大規模な観光は自然を破壊する一方で、島々で活動するさまざまな保護団体は、観光によって生み出される収入に依存しています。非常に多くのルールを課すことで観光による影響を限りなく小さくした上で旅行者を受け入れ、その観光収入で自然保護にかかる巨額の費用が賄えるのです。

矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、より多くの人がエクアドル諸島を訪れれば、島々の自然をよりしっかりと保護し続けることができるのです。重要なのは、旅行者一人一人が施行されているすべての規則に従うこと。ガラパゴス諸島でサステナブルな旅をすることは必然なのです。

ガラパゴス諸島でできる環境にやさしいアクティビティ

ガラパゴス諸島では、現地のツアーガイドと一緒にさまざまなアクティビティを楽しむことができます。ガラパゴス諸島でのアクティビティはどれも自然に優しいものなので、環境を壊す心配はありません。とはいえ、ゴミは持ち帰る、野生生物とは一定距離を保ち近づきすぎないなど、一人一人がどのように行動するかという常識は必要ですよ!

ガラパゴス諸島には様々なハイキングコースがあり、美しい景色を楽しむことができます。運がよければ、巨大なカメやアシカに出会えるかもしれません。

また、ガラパゴス諸島は、ダイバーやシュノーケリング好きにも人気があります。ダイビングでは、魚の群れからアザラシ、エイやサメといった大物まで、数多くの海の生き物と遭遇するチャンスがあります。

野生動物の楽園、ガラパゴス諸島。一生に一度はサステナブルな旅行をしに行ってみたいですね!

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