世界のサステナブルな建物
世界の人口が増加するにつれて、ますます多くの建物が建設されています。同時に、人々が利用できる緑地が著しく減少することになり、問題となっています。しかし、この問題に取り組むため、環境にやさしい持続可能な建物が数多く建設されています。
では、環境にやさしい建物とは一体何なのでしょうか?
環境にやさしい建物とは、環境に良いことを第一の目的として建てられた持続可能な建築物のこと。電気よりも自然の太陽光を優先した建物、リサイクル材料で作られた建物、壁沿いに緑や庭園を植え、新しい都市緑地を作り出した建物など、環境にやさしい建物にはさまざまなものがあります。
サステナブルな建物がどのようなものか、世界のサステナブル建築を見てみましょう。
コペンヒル(デンマーク、コペンハーゲン)
ビャルケ・インゲルス・グループが手掛けたコペンヒルは、現代のエネルギープラントであり、デンマークでもトップクラスのグリーンビル。屋上には人工のスキーヒルがあり、少ないエネルギーで建物を断熱し、ウィンタースポーツを愛する地域住民の娯楽エリアとして活用されています。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ (シンガポール)
グラント・アソシエイツとウィルキンソン・エアーが手掛けたガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。太陽エネルギーと雨水エネルギーを利用する有名なスーパーツリーにより、持続可能な建築の代表例となっています。このスーパーツリーは、煙突のように不要な廃棄物を排出し、シンガポール市のエネルギーを約30%節約しています。
ボスコ・ヴェルティカーレ(イタリア、ミラノ)
ステファノ・ボエリによって建設された「垂直の森」は、環境に配慮した建物という点で、建築家の夢を実現したもの。CO2を吸収する植物の棲家となり、エネルギー消費を削減する2つの高層住宅タワーは、イタリアを代表するグリーンビルとなり、世界の有数のサステナブル建築として知られています。
ザ・クリスタル(イギリス、ロンドン)
ウィルキンソン・エアーによって展示センターとして建設されたロンドンの「ザ・クリスタル」もまた、自然を考慮して建てられたサステナブル建築の見事な作品。太陽エネルギーパネルが設置され、ほとんどの壁がガラス張りになっています。
都市で失われつつある緑地と闘うために、世界中で次々とグリーンビルが建設されています。都市の環境の影響を最小限にし、時には緑ももたらしてくれるサステナブルな建築物。今回ご紹介した世界の環境にやさしい建物を訪れて、新しい都市の潮流を間近に見てみてはいかがでしょうか。ちょっと変わった建物や眺めのいい建物をお望みなら、次の旅行で屋上庭園を訪れてみるのも良いかもしれません。
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