アフリカでサファリに泊まる!サステナブルでラグジュアリーなサファリホテルを体験しよう
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アフリカでサファリに泊まる!
サステナブルでラグジュアリーな
サファリホテルを体験しよう

アフリカの大自然の美しさを感じたい方におすすめしたいのが、ラグジュアリーなサファリで過ごす休日。今まで動物園でしか見たことのない動物たちが、アフリカの広大な自然の中で生活している姿を眺めて過ごす時間は忘れられない体験になるでしょう。

アフリカには、ラグジュアリーなサファリホテルがあり、ハイクラスな宿泊施設とサービスを提供しています。中には天然資源を保護し、生態系を守るためのサステナブルな活動を優先的に行っているところも。例えば、ロッジでの太陽光発電の使用や、節水のためランドリーサービスの制限、リサイクリングシステムの活用などを行っており、注目されています。

今回は、そんなラグジュアリーで、サステナブルなサファリ・ホテルを紹介します。

モンボ・キャンプ(ボツワナ)

Credit: David Crookes/Wilderness Safaris

ボツワナのオカバンゴ・デルタに位置するラグジュアリーなサファリ、モンボ・キャンプ。キャンプの伝統と歴史を継承することを目指しており、クロサイとシロサイを管理地から野生に戻す保全活動で素晴らしい成功を収めています。

「豊かな地」として有名なモンボは、ガゼル、チーター、ライオンなどあらゆる肉食動物と草食動物の生息する地。そんなモンボで、2018年に再建されたこのホテルは、周囲の野生動物を見渡せる8つの広々としたスイートルームがあり、美味しい食事やスパトリートメントを楽しむことができます。日中は、サファリ、ヘリコプターツアー、大自然を写真に収める撮影ツアーなど、様々なアクティビティを体験することができるので、退屈することはありません。

そして、モンボ・キャンプではサステナブルな環境を実現するために、厳しい環境対策を行っています。エネルギーは太陽光発電しか使わず、高効率の浄水システムによりペットボトルの水の使用を減らし、下水処理を施して、自然環境に流れこむ前にすべての水がきれいになるようにしています。モンボ・キャンプは世界的に有名で、コンサベーション・ヒーローズ・プログラムに対する2020年のワールド・ツーリズム・アワードをはじめ、50以上の賞を受賞しています。

クウィトンダ・ロッジ(ルワンダ)

Credit: Singita

クウィトンダ・ロッジは、ルワンダで比較的新しいエコ・ロッジ。建設前に25万本もの原生林の苗床を作った森林再生プロジェクトを行っており、サステナブルなロッジとして知られています。世界に残るマウンテンゴリラの3分の1以上が生息するボルケーノ国立公園の端に位置するクウィトンダ・ロッジでは、アドベンチャーと現代的なエレガンスが融合した、理想的なラグジュアリー・アフリカン・サファリを体験することができます。

このロッジからは近くの火山の景色を楽しむことができ、プール付きの豪華なスイートルームに屋外の暖炉、ロッジ敷地内の菜園で採れた新鮮な食材を使ったヘルシーな食事を楽しむことができます。また、クウィトンダ・ロッジでは、ゴリラ・トレッキング、ゴールデン・モンキー・トレッキング、ビレッジ・ツアー、ハイキングなど、ユニークなアクティビティを体験することができます。

前述の森林再生プロジェクト以外にも、クウィトンダ・ロッジはさまざまなサステナブルな取り組みを行っています。例えば太陽熱温水のハイブリッドシステムの使用や、環境に有害なコンクリートの使用を最大50%削減した鉄骨構造の特別設計なども。

このロッジは、2020年にタウン・アンド・カントリー誌の「世界のベスト・ニュー・ホテル」の1つに選ばれている他、バイオリージョナルの「One Planet Living」というフレームワークを使う、継続的に持続可能な活動を行う国際組織ネットワークの一員でもあります。

ラグジュアリーなサファリ体験は、多くの旅行者にとって「一生に一度はやってみたいこと」のリストに入っていることかもしれません。もしアフリカに行けるチャンスが訪れたら、サステナブルな取り組みを行っているエコロッジに滞在して、自然保護を応援しながら旅してみませんか?

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