地球儀と飛行機
Covid-19

ステイホーム!
コロナ禍を機に起こりうる
サステイナブルな変化

ステイホーム。いつ終わるかわからないこの状況。


家で過ごす時間増え、いい天気なのに外に気軽に出られない、ゴールデンウィークなのに旅行に行けない、、、とストレスが溜まっている人が多いのではないでしょうか。

コロナウィルスで自分や身近な人が重症になったらと考えると悲しくなったり不安になったりするのは自然なことです。

世の中を見回してみると、コロナ禍で、普段なら何十年経っても変わらない様なことが、急激に変わっている、ということもあります。ピンチはチャンス。

この危機的な状況がしばらく続くことで、サステイナブルという観点で長期的に良い方向に変わっていく可能性があることは何か考えてみました。

ビデオ会議が発達し、無駄な出張がなくなる

感染防止のため、できるだけ在宅勤務を奨励される中、今までリモートワークを導入していなかった多くの企業がビデオ会議などを活用しながら在宅勤務の体制を整えています。セキュリティや管理の問題は依然としてあるものの、この状態が長く続けばビデオ会議の利用率はさらに上がっていくことでしょう。実際に会うこととビデオでは異なることもありますが、ビデオ会議のシステムが今後さらに使いやすいものになれば、経費節約の観点でも出張が少なくなる可能性があります。移動が減り、二酸化炭素排出量が減ることになります。

電子化が進み、無駄な書類がなくなる

以前から少しずつ進んでいたものの、人に会うということをなるべく避けるため、デジタルで全て処理できる様に、これから急激にデジタル書類化が進む可能性があります。

特に日本では『判子』がいまだに使われている企業が多いですが、これを機に見直しているところが多い様です。紙の消費が減り、ゴミも減りますね。

オーバーツーリズムで受けたダメージの回復

世界中の様々な場所で問題となっていたオーバーツーリズム。1箇所にキャパシティを超える量の旅行客が訪れてしまい、海、水路など自然に負荷がかかりすぎて汚染してしまったところが多くありました。ベネチアの水路、ハワイのハナウマ湾、メキシコのビーチなど、オーバーツーリズムが問題になっていた場所で、観光客が突然消えたことで、生態系や汚染が回復しつつあるというニュースが出ています。このままコロナ禍が終わり旅行が再開され同じことが繰り返されない様に、今こそ、入場制限やルールを見直して仕切り直す良い機会ではないでしょうか。

さらに、在宅勤務という働き方を多くの企業が取り入れたことで今後も選択肢の一つとして残っていく可能性もありますし、子供のためのオンライン教材の開発が進み普及すれば、今までより多様な働き方、学習の機会が多くの人に与えられることになりますね。

そして、経済へのダメージ等がきっかけで、消費をするなら地元の商品を買って貢献しようという動きに繋がり、地産地消が活発になる可能性もあるでしょう。

今回はコロナ禍で環境に優しい方向に変わっていく可能性のあることを挙げてみました。どれも、通常モードの際にはなかなか変わらない、エネルギーのいることでしたが、この止むを得ない状況でより急激に変化している、もしくは変化せざるを得なくなっていることではないでしょうか。

これからの旅行

9月11日のテロ攻撃後と2008年の大不況の間も、観光業は一旦衰退していました。しかしその後、人々は少しずつ外に出るようになり、地元の飲食店を訪れるようになり、週末の休暇に地元または近場の旅行を、そして最終的には海外旅行への強い需要が高まっていったのです。経済的なダメージは今回も避けられないものの、徐々に旅行ができる状況に近づいていくのではないでしょうか。

このパンデミックで、世界がどれだけ繋がっていたか、どれだけ人が世界中を移動しているか、私たちは実感することになりました。今はコロナ禍で家に閉じこもり、友人や遠く離れた家族とも会うことができない孤独な思いをしている私たち。状況が落ち着いて、旅行ができる様になった際には、ローカルのツアーや家族との旅行など、他の人と自分をつなぐ休暇を求める人が多くなるかもしれません。

当たり前にできていたことは、その時はそれがどんなに素晴らしいことか気付きにくいもの。それができなくなった時、改めて旅行が自由にできるって素敵なことだったんだなと気づいた人も多いのではないでしょうか。

世界を移動し、知ることのできることのありがたさを改めて感じながら、世界を探検できるようになる日が1日も早く来ますように。

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