川にやさしい世界のリバークルーズ
サステナビリティ

川にやさしい世界のリバークルーズ

サステナブルな旅をしたい人は、環境にやさしい取り組みをしているホテルやゲストハウス、リゾートなどの宿泊施設を予約します。しかし、旅行中サステナブルな選択ができるのは、宿だけではありません。アクティビティもサステナブルなものを選ぶことができるんです。例えばリバークルーズ。世界的に河川の汚染が問題になっているところが多いことを考えると、船旅も環境に配慮したツアーを選んだ方が良いでしょう。

サステナブルなリバークルーズとは?

環境に配慮したリバークルーズは、何年経っても川の状態を損なうことなく、同じレベルで利用し続けることができます。

例えば、石油の代わりに電気や太陽光発電で動くボートを利用したリバークルーズ。そして他にも、プラスチックの使い捨てを減らしていたり、船上で詰め替え可能な容器を使用するかどうか、などリバークルーズの持続可能性を判断する材料はたくさんあります。持続可能性や廃棄物管理に関して、スタッフがトレーニングを受けているかどうかも重要な要素です。

今回は、環境にできるだけ害を与えないように配慮された世界のリバークルーズをご紹介したいと思います。

世界のサステナブルなリバークルーズ3選

ライン&ドナウ・シンフォニー 

このクルーズはドナウ運河に沿ってケルンからパッサウまで、ドイツを8日間かけて巡る風光明媚なリバークルーズ。クルーズラインは、出発前や到着後の空港や列車での移動の手配までお手伝いしてくれる上、持続可能性に真剣に取り組んでいます。2022年、アマデウスの全ての船が、環境安全性と低排出ガスを遵守する業界のリーダーとして、名誉ある「グリーン・アワード」を受賞しました。詳しくはこちらをご覧ください。

グランド・フランス

フランスのリバークルーズの中で、持続可能性の面で最も優れているのは、ユニワールドが運航するセーヌ川、ソーヌ川、ローヌ川を巡るこのクルーズ。15日間にわたるクルーズでは、60種類以上の使い捨てプラスチックを排除し、2050年までにネットゼロを達成することを目指しています。また、地元経済に資金を還元するため、地元の職人のみと仕事をしています。詳しくはこちらをご覧ください。

テイスト・オブ・ドナウ

ウィーンを出発してブダペストで終わるこのリバークルーズは、ドナウ川を巡るエコフレンドリーなクルーズ。アバロン・ウォーターウェイズが運営するこのクルーズラインは、紙ゴミを80%以上削減し、さらに利益の多くを海洋清掃に重点を置く提携慈善団体に寄付しています。予約はこちらから。


環境に配慮した世界のリバークルーズ、いかがでしたか?今回ご紹介したリストにない寄港地をお考えの場合は、そのクルーズ会社が環境保護に関する賞を受賞しているかどうか、をチェックしてみてください。

次回の旅行では、サステナブルなリバークルーズを体験してみませんか?

環境に優しい旅についてもっと知りたいですか?
次の旅のインスピレーションに、忙しい毎日のちょっとした息抜きに。Ecotourism Worldのニュースレター配信登録はこちら

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *