文化遺産を守る!世界の伝統的な祭り
文化体験

文化遺産を守る!世界の伝統的な祭り

初めて訪れる旅先で、文化の違いや深さに驚いたことはありませんか?現地に昔から根付く文化を体験する1つの方法が、伝統的なお祭りに参加すること。実は世界の色々なところで、お祭りはその場所の文化遺産を次の世代につなぐ大切な役割をになっています。時が経つにつれ、新しい世代が文化を進化させていくのは避けられないことでもありますが、その場所をユニークにしている歴史的特徴が色あせ、消えていってしまうのは悲しいですよね。

多くのデスティネーションでは、自分たちの遺産が途絶えてしまうのを見たくないため、伝統を守り続ける方法を模索しています。そこで現地のコミュニティは、地元の人も観光で訪れる人も楽しめるお祭りを開催し、自分たちのユニークな文化をアピールしています。

お祭りを通じて新しい世代の人たちに昔ながらのやり方を知ってもらうことができ、それが伝統の維持につながる、ということです。伝統が認識され、繰り返し維持されれば、その伝統が消滅する可能性は低くなります。これまで、伝統を守るための祭りという見方をすることはあまりなかったかもしれませんが、伝統を持つ意外と多くの地域が、このような理由で地元の祭りを開催しています。

では、伝統を守っている世界の祭りにはどんなものがあるか見てみましょう。

ポロネーズ 

ポーランドには、17世紀から演じられているユネスコの世界遺産にもなっている伝統舞踊があります。この踊りは、もともとは王室の舞踏会のオープニングセレモニーとして踊られていたもの。やがてポーランドの歴史の中で定番の踊りとなり、現在でも踊られています。毎年7月から8月にかけて開催される伝統的なお祭り「クラクフ・ダンス・フェスティバル」では、この美しいイベントを見ることができます。

アイルランドのハープ演奏

アイルランドといえば、ハープ。ハープ演奏もユネスコ世界遺産に登録された伝統文化です。1,000年以上もの間、国民的な人気を誇っているアイリッシュハープ。この楽器は、フォークロアやアイルランドの神話とマッチする癒しの音色を奏でるだけでなく、年に一度開催される伝統的なフェスティバルでも楽しまれています。この伝統を守り続けている国際ハープ・フェスティバル(毎年6月開催)に行ってみましょう!

京劇 

清の時代に北京で始まった中国の京劇。現在のようなスタイルに完全に発展したのは19世紀になってからです。京劇はオペラ歌唱、ダンス、楽器、アクロバットで構成され、2010年にユネスコリストに登録されました。この独創的なオペラは、さまざまな日程で旅公演団によって上演されています。


世界のさまざまな場所で、それぞれの地域の祭りやイベントを通じて、自分たちの遺産や豊かな歴史を守り続けています。もし旅行者や若い世代が参加しなければ、こうした伝統の多くはすでに消滅していたでしょう。だからこそ、私たち旅行者がこうしたお祭りやイベントに参加することがとても重要なのです。人類の文化遺産を保護するには、それぞれの伝統を守り、体験することから始まるのです。興味のある場所や文化があるなら、その場所に行って現地のお祭りに参加してみませんか?

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