海を守る世界の海洋保護区
自然保護

海を守る世界の海洋保護区

海洋保護とは、環境保全のために水中の野生生物や植物を保護すること。水中生態系を安全に保つ一般的な方法は、海洋保護のために海洋保護区にすること。とはいえ、世界中の海洋保護区が同じ方法で海洋保護を行っているわけではありません。保護されているエリアを訪れるというのはよくないことのように思えるかもしれませんが、保護されているエリアは、ダメージを与えることなく地球の生物を鑑賞し、旅行者の入場料で保護を実施している場合が多いんです。シュノーケリングやダイビングは、魚やサンゴと距離をおき、水の中やビーチでルールを守って行動することで間接的に保護活動に参加していることになります。

世界各地に、環境にやさしい海洋保護区がたくさんあります。どの保護区もひとつの目標に向かいながら、それぞれの方法で海洋保護に力を注いでいるのです。


どんな海洋保護区があるか見てみましょう!



パラオ国立海洋保護区(パラオ)

パラオにあるこの海洋保護区は、1956年以来長年の間海洋保護に取り組んでおり、この地域から漁業などアザラシなどを追い出すような活動を防止するための法律(パラオ国立海洋保護区法)まで制定しています。パラオは自国の海洋領域の80%を保護し、世界初のサメ保護区を持つことで知られています。

カボ・プルモ国立海洋公園(メキシコ)

1995年以来、漁業が完全に禁止された7,000ヘクタールの湾の海洋保護に力を入れているカボ・プルモ国立海洋公園。その結果、この海洋保護区を住処とする海の生物が400%以上も増加しました。カボ・プルモ国立海洋公園は世界の海洋保護における成功例と言われています。

ガラパゴス海洋保護区(エクアドル)

1998年に設立されたガラパゴス海洋保護区は、ユニークな野生生物に関しては世界の中でも多様性に富んだ場所。海洋保護は非常に真剣に取り組まれており、海洋保護区ではガラパゴス諸島周辺に住む多くの脆弱な種が安全に保護されています。そして、ガラパゴス諸島では過剰な観光を防ぐため、一度に1隻16人以下の乗船に制限しています。

アポ島海洋保護区(フィリピン)

1982年にコミュニティベースのプロジェクトとして設立されたアポ海洋保護区。現在は400種類のサンゴと600種以上の魚の生息地となっています。その努力は海洋生物の保護と保全で名を馳せ、今では自然愛好家が訪れる人気の観光地。最も愛されているのは、地元の海草を食べるカメ、タイマイです。


今回ご紹介した海洋保護区は、海洋保護に力を入れている保護区のほんの一部にすぎません。海洋保護は地球環境全体の保全に大きく関わっているため、どのような保護区を支援する価値があるのかを知っておくことが重要です。海生生物の繁栄に貢献している海洋保護区。次の旅行は、海の持続可能性をサポートしている海洋保護区でシュノーケリングやダイビングを楽しんでみてはいかがでしょうか。豊かな海洋生物が鑑賞できるだけでなく、海の保護に間接的に貢献することができますよ。

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