
ニュージーランドで
エコフレンドリーな宿に泊まろう
太平洋の南西部に浮かぶ島、ニュージーランド。美しいビーチ、圧巻のフィヨルド、なだらかな丘陵地帯など、さまざま自然の恵みを少しづつ味わうことができるニュージーランドは、アドベンチャーな旅をするのにぴったりのデスティネーションです。
ニュージーランドには、環境保護に力をいれているエコフレンドリーな宿泊施設がたくさんあります。ニュージーランドのエコフレンドリーな宿では、水を節約するシステムを採用したり、独自に農産物を栽培したりと、さまざまなサステナブルな取り組みをしています。
今回は、ニュージーランドで泊まってみたいエコフレンドリーな宿を3つご紹介します。
リサージェンス・ラグジュアリー・エコ・ロッジ
南島のモトゥエカという町にあるリサージェンス・ラグジュアリー・エコ・ロッジは、アクティブで、自然とグルメが好きなカップルにぴったりの宿泊施設。このエコロッジは美しい熱帯雨林の中にあり、リラックスできるプールや、プロフェッショナルなマッサージ、5kmのウォーキング&サイクリング・トレイルなどを備えています。お部屋は、プライベートバス付きのスタジオスイートや、ロマンティックなハネムーンスイートなど、ホテルの名の通りラグジュアリーな滞在をすることができます。
リサージェンス・エコ・ロッジでは、自然の空気の流れを利用した特別なデザインを客室に取り入れているため、エアコンが不要で、電気を節約することができます。また、敷地内の建物は再生可能な国産の木材で建設されており、水はエネルギー効率の高いガスヒーターで温められています。
ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー・マガジンの「世界のベスト・エコ・ロッジ」のひとつに選ばれたことのあるリサージェンス・エコ・ロッジ。また、ニュージーランドの観光業における公式品質保証機関であるクオールマークからは「ゴールド・サステイナブル・ツーリズム・ビジネス・アワード」を受賞しています。
サイロ・ステイ
本当にユニークな体験をしたいなら、南島のバンクス半島の町リトル・リバーにあるサイロ・ステイ。サイロ・ステイは、本来は動物の飼料などを蓄える9つのサイロを改造し、簡易キッチンとバルコニー付きのモダンなゲストアパートメントにしたユニークな宿。観光スポットにも近く、カフェやレストランは自転車で10分以内の場所にあります。バンクス半島は、2つの大きな港と小さな湾や入り江からなる息を呑むような地形の半島ですが、その探索にも最適な拠点です。
環境に優しい革新的なシステムを用いて設計・建設されたサイロ・ステイ。サイロは羊毛で断熱されており(ニュージーランドらしい!)、館内の照明はLEDのみを使用しています。また、廃水システムはエネルギーを大量に消費することなく、効率的に廃棄物を分解するよう作られています。
サイロ・ステイは、クオールマークより「シルバー・サステナブル・ツーリズム・ビジネス・アワード」を受賞しました。
ココフイア・ロッジ
北島の海岸沿いの村オマペレ。この小さな村のサステイナブルなロッジで、ゆっくりとくつろぐのはいかがでしょうか。ココフイア・ロッジは、一度に一組のカップルしか宿泊できない、プライベート性の非常に高い、唯一無二の体験をすることができる宿泊施設です。
ロッジは原生林を見下ろす高台に位置し、大きな窓に広がるパノラマビューを楽しむことができます。キングサイズのベッドには天然素材のリネンシートが敷かれ、オーガニックや地元産の食材を使用した朝食をロッジまで運んでもらうことができます。近くにはカフェやレストランもあります。
ココフイア・ロッジは持続可能性を重視して建設されており、太陽光発電と太陽熱温水を自給しています。また、食器やリネン類は竹やオーガニックコットンを使用し、暖房はエネルギー効率の高いエコガスヒーターを使用。
ココフイア・ロッジは、2012年にクオールマークの「ゴールド・サステイナブル・ツーリズム・ビジネス・アワード」を受賞しました。
ニュージーランドのエコフレンドリーな宿、いかがでしたでしょうか。ニュージーランドまでわざわざ泊まりに行きたくなるようなエコホテルばかりですよね。サステイナブルな宿に滞在することで、ニュージーランドの環境保護の取り組みをサポートすることができる旅。ぜひ泊まりに行ってみてくださいね。
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