自然と一体になって遊牧するモンゴルに行こう
アジア

自然と一体になって遊牧する
モンゴルに行こう

広大な草原、険しい山々・・・、長い間本物の体験を求める旅行者にとって穴場だった、遊牧民の伝統が息づくモンゴル。しかし、環境保護に対する世界的な意識の高まりがもたらす変化の波は、モンゴルの観光にも届いています。最近、モンゴルは従来の観光から、エコツーリズムを重視した持続可能なアプローチへと移行しつつあるようです。この変化は、モンゴルの手つかずの景観を守るだけでなく、自然と調和した経済発展を促進しています。

モンゴル観光の潮目の変化

今までモンゴルの観光は、遊牧民文化と手つかずの大自然が融合した独特の魅力で冒険好きな旅人を魅了し、急成長を遂げてきました。しかしその反面、マスツーリズムが環境に与える影響も指摘されてきました。近年、モンゴル政府は持続可能な取り組みの重要性を認識し、厳しい規制を実施しています。そして、観光による生態系への影響を軽減するプロジェクトもスタートしています。

モンゴル旅行中の持続可能な取り組み


モンゴルの持続可能な観光を支える重要な柱のひとつは、持続可能な観光の基準と基準を策定した世界的取り組みである「持続可能な観光開発のためのGSTCフレームワーク」による政府規制の実施。この規制は、責任ある観光慣行、生態学的に敏感な地域への訪問者数の制限、環境にやさしい宿泊施設の促進に重点を置いています。モンゴルの民間企業もこの運動に参加しており、エコツーリズムの潜在的な長期的利益を認識し、多くの企業が自主的に持続可能な慣行を業務に取り入れています。廃棄物の削減からコミュニティへの参加まで、こうした取り組みはモンゴルの美しい自然を守るという全体的な目標に貢献しているのです。

モンゴル旅行で おすすめのエコツアー

モンゴルにはサステナブルな体験ができる場所やツアーがたくさんあります。そのひとつが、ゴビ砂漠にあるスリー・キャメル・ロッジ。責任ある観光のパイオニアであり、自然保護とコミュニティへの参加を推進しているこのロッジ。ゴビを訪れる観光客は、伝統的なゲル(ユルト)に泊まり、環境にやさしいさまざまなアクティビティに参加しながら、この地域特有の生物多様性を体験することができます。

アルタイ・タバン・ボグド国立公園では、アルタイ・ノマッズ・トラベルなどの会社を通じて、エコツアーを体験することができます。エコツアーではアルタイ山脈のデリケートな生態系の保護に重点を置き、環境への影響を最小限に抑え、モンゴルの生物多様性を深く理解することができるので自然が好きな人、サステナブルに興味がある人におすすめです。

モンゴルらしい現地体験をしたいなら、コミュニティ・ベースド・ツーリズムの取り組みである「ゲル・トゥ・ゲル」でのホームステイ体験がおすすめ。旅行者は遊牧民の家庭に滞在することで本物のモンゴル文化を体験し、文化交流を育み、現地の地域コミュニティに直接貢献することができます。

モンゴルの自然や現地文化を楽しむエコツアーは、モンゴルの持続可能な観光へのコミットメントを示すもの。モンゴルの自然と文化遺産を保護しながら、有意義で環境にやさしい体験をすることができます。


持続可能性を受け入れるにつれ、エコツーリズムへのシフトが顕著になっているモンゴルの観光。政府の規制、民間の取り組み、旅行者の意識の高まりが相まって、モンゴルはより環境にやさしく、経済的にも実行可能な観光モデルへと舵を切っています。エコツーリズムを通じてモンゴルの手つかずの美しさを探索して、モンゴルならではの体験をするだけでなく、この手つかずの土地の保護にも貢献してみませんか。

他にも自然が好きな人におすすめなアジアの国といえばラオス。自然豊かなラオスで癒しのエコツーリズムの記事もご覧ください。

環境にやさしい旅についてもっと知りたいですか?
次の旅のインスピレーションに、忙しい毎日のちょっとした息抜きに。
Ecotourism Worldのニュースレター配信登録はこちら