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サステイナビリティ

環境に優しい行動が
できるようになる方法

今、多くの分野でサステイナビリティ(持続可能性)が話題になっています。環境問題など地球レベルの問題というのは、すぐ目の前で起こっていることや、自分の生活に直接大きな打撃があるものと比較して、自分のことと捉えるのが難しいですよね。後世に今ある自然を残す、と自分が死んだ後のことを言われてもピンと来ない人も実際多いのではないでしょうか。

今回は、旅だけでなく、一般的に環境に優しいサステイナブルなライフスタイルを送りたいと思っているのに、行動に移せない自分にフラストレーションを感じている人のための解決法についてご紹介します。

環境問題を自分ごととして捉える

環境問題はもう一刻も待てないほど悪化の一途を辿っています。環境に配慮した日々の選択は世界レベルで必要になっていること。ニュースやドキュメンタリーを目にしている私たちは、環境問題が重要な問題であるということを頭ではわかっていますよね。

でも、現実の生活に戻ったとき、実際何か行動に移したりするのって自分でも驚くほどできていない!という人、多いと思います。

自分の身、もしくは近しい人の身に今、何か起こっているような問題ではない環境問題は、自分自身と結び付けて考えることが難しく、緊急問題として脳が処理していないということもあるでしょう。または、無意識に日々の忙しい生活に追われていると、環境問題について毎日考えることもないでしょう。

「環境に配慮した方がいい」のは頭ではわかっている。でもふと気づけば、そのために何もやっていないという状態ですね。自分ごととして捉えるにはある程度の想像力が必要です。でもなかなか難しい。

そんな、「環境に配慮した方がいいとわかっているのに、何もできていない自分自身」にフラストレーションを感じている人に、今回は現実的にできそうなステップをご紹介したいと思います。

行動を変えると心もついてくる

頭でわかっているというのは左脳です。それに対して感情が右脳。筆者の経験から、このやる気やモチベーションにも繋がる「感情や心」を上手にコントロールすると長期的で持続可能な環境に配慮した行動ができるのではないかと思います。

自分自身の感情や心をコントロールするための一つの方法として、アクションから変えていく、という方法があります。意識的に作り笑顔を作っていると、結果的に幸せな気分になるということが科学的に証明されているように、意識的に行動を起こすことで心がついてくることがあります。

行動を起こせていないのに、アクションから変えていく???逆説的のようですが、その通りです。

この「意識的に」アクションを起こすというのがポイントです。

行動→習慣→心や考え方に影響が!

まず、自分で無理なくできそうな小さなことをタスク化して始めてみましょう。そしてそれを意識的に繰り返し、習慣化していきます。どんな些細なことでもよいですが、習慣化するために自分にとって「無理なくできそうなこと」であることが重要です。節約と環境に優しいことは紙一重であることも多いので、節約の観点から考えてみるとよいかもしれません。

習慣化することで、他に環境に優しいアクションってどんなことが考えられるだろう?と興味が湧いてくることもあるでしょう。もしくは行動に移せている自分に自信が湧いて、人に伝えたりおすすめしたくなるかもしません。

そう、こういった行動を続けていくことで、モチベーションが上がったり、環境に良くない行動をしている人に対する反応速度が早くなっていることに気付きます。「あれ?このプラスチック袋必要なくない?」であったり、「それ過剰包装でしょ」などなど。知らない間に日常生活レベルで環境に対する意識が高くなっているんですね。

環境に優しい行動が習慣化する程毎日続けているわけですから、SNSで、「こんなことしてるんだ!」と友人に言ってみたくなることもあるでしょう。それも実は2つのメリットがあります。その友人も影響されて同じような行動を始めるかもしれないですね。その場合、インフルエンサーとしてよい行動を広めたことになります。もう一つは、人に言うことで「自分が環境によい行動をする人」ということを自他共に認めることになり、後戻りできなくなります。気づかないレベルかもしれませんが、自分の行動に少し責任を感じるので、続けやすくなります。

ステップのおさらいです。

  1. 自分ができそうなアクションを書き出してみる

・お店で包装紙を断る

・マイボトルを持参する

・徒歩・自転車か電車で移動する

・エコバックを持ち歩き、ビニール袋を使わないようにする

・食品廃棄が出ないように買い物に気を付ける

・旅行プランを立てる際は、環境に優しいホテルを探してみる

・ホテルではタオルを毎日洗濯しないことを選択する など

  1. 部屋に貼り出したり、携帯のメモ機能などにいれ、実行できているか時々確認する

  2. 第1弾が習慣になったら、他に何かできないか考えてみる(1に戻る)

  3. SNSで友人に自分のやっていることを発信してみる

環境に配慮した行動のできる人間になりたいのであれば、自分のモチベーション・感情を導くため、まずは小さな行動を習慣化してみてはいかがでしょうか。自分を少し客観的に見て、感情やモチベーションをどうやったら上げられるか考えると結果的に「持続的に」なりたい自分になれるかもしれません。

行動に移すかどうかは自分の問題。もしフラストレーションを感じているようなら、是非試してみてください。環境への意識がより高くなれば、今までできなかったもこともできるようになるかもしれませんよ!

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