地域密着！アメリカの家族経営のエコホテル

エコツーリズムが地球にやさしく旅行したい旅人の間で人気が高まるにつれ、環境に配慮した宿泊施設も増えてきています。そんな中、家族一丸となって頑張っている家族経営のホテルやリゾートもサステナブルなところが増えています。

以前、エコホテルというと森の中にあるロッジで自然を満喫する宿というイメージでした。しかし昨今、大気や水、土壌の汚染が進む中、多くのローカルホテルが環境への配慮を重視し、設備やアメニティを自然に優しいものに変え始めています。

例えば、グリーンホテルと呼ばれるローカルホテルでは、太陽エネルギーや風力エネルギーなどの再生可能エネルギーが広く使用されています。また、エネルギー効率だけでなく、水質管理、廃棄物管理、飲食物の管理など、環境に配慮したサステナブルな取り組みを行っています。

世界中の多くのグリーンホテルは、家族で経営されているのを知っていますか？同じ価値観を持つ家族が集まって、サステナビリティの方針を徹底し、世界をより良い場所にするためのホテルを立ち上げているのです。

広大な大地に多くの家族経営のホテルがあるアメリカ。

今回は、アメリカにある家族経営の素敵なエコホテルをご紹介します。

ソンネナルプ・リゾート（コロラド州）

「山の上の太陽」を意味するソンネナルプという名にふさわしく、温かみを醸し出しているこの持続可能な家族経営のリゾート。フェスラー一家が経営する高級リゾートで、コロラド州ベイル村の中心部に位置しています。

2010年、コロラド州で初めてラグジュアリー・エコ認定基準を達成したリゾートとなったのが、ソンネナルプ・リゾート。2015年に開催されたFISアルペン世界スキー選手権大会の際に、街のコミュニティ・サステナビリティ・パフォーマンスを高めるため、ソンネナルプはActively Green認証を取得。環境に優しいリゾートとしての評判を確固たるものにしました。

グリーンスター委員会のメンバーであるこのリゾートは、”無駄な資源を特定し、削減、再利用、リサイクルの取り組みを改善・教育すること “をビジョンに掲げ、サステナブルな取り組みに力を入れています。

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フェアモントホテル（サンフランシスコ）

100年以上の輝かしい歴史を持つフェアモントホテルは、数十年にわたり家族経営で運営されてきました。時代の変遷とともに所有者が変わり、ミラ・アセット・グローバル・インベストメンツが所有権を取得するまで、さまざまな家族がこのノブヒルの極上ホテルを所有、運営してきました。

フェアモントホテルは、サンフランシスコでも有数のサステナブルなホテルとして、地球に優しい旅行者の間で知られています。環境保護に積極的に取り組んでいるフェアモントは、2008年より屋上庭園にミツバチの巣箱を設置し、ミツバチの健康をサポート。現在、フェアモントは世界各地に20以上の養蜂場と野生の受粉媒介蜂のホテルが参加する、「ビーサステナブル」プログラムを実施しています。

サンフランシスコのフェアモントは、敷地面積1,000平方フィート以上に広がる庭園に4つのミツバチの巣箱を設置。このプログラムは、ニューヨークタイムズ、Zoomer、その他の著名な出版物で紹介されています。

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