セーシェルでエコフレンドリーな旅行を体感しよう
アフリカ

セーシェルで
エコフレンドリーな旅行を
体感しよう

インド洋に浮かぶ115の島々からなるセーシェルは、手つかずのビーチと透明度の高い海、そして豊かな生物多様性を持つ熱帯の楽園。多様な動植物が生息するセーシェルへの旅は、世界中の自然愛好家や冒険家たちを魅了しています。

セーシェルを訪れてみると、セーシェルがエコツーリズムに真剣に取り組んでいる国であることがわかります。長年にわたり、政府は観光活動が環境に害を与えないように、さまざまな規制や政策を実施してきました。

例えば、国内の一部の地域では、生態系の壊れやすいバランスを保つため、観光客の立ち入りを制限しています。さらに、セーシェルは、観光事業の環境および社会的パフォーマンスを評価する持続可能な観光認証制度(Seychelles Sustainable Tourism Label、SSTL)を導入。この認証制度は、国全体で持続可能な観光の実践を促進するために役立っています。

セーシェルで楽しめる環境にやさしいアクティビティ

セーシェルには、環境への影響を最小限に抑えながら、島の自然を満喫できるエコフレンドリーなアクティビティが盛りだくさん!海洋公園でのシュノーケリングや緑豊かな熱帯雨林でのハイキングなど、セーシェルを旅する際に楽しめるサステナブルなアクティビティをご紹介します。

ハイキング

緑豊かな森や絶景を楽しめるハイキングコースがいくつもあるセーシェル。ビクトリア市街や周辺の島々を見渡せる絶景ポイントへ続く「コポリア・トレイル」はおすすめ。

シュノーケリング

シュノーケリングは、手つかずの海と多様な海洋生物に恵まれたセーシェルで、非常に人気のあるアクティビティ。セーシェルでは、ガイド付きのシュノーケリングツアーに参加して、サンゴ礁を探検し、スズメダイやカクレクマノミなど、さまざまな魚種を見ることができます。海洋保護区に指定されているセント・アン海洋国立公園は、シュノーケリングやその他の水上アクティビティに最適なスポットです。

バードウォッチング

バードウォッチングを楽しみたい人は、クーシン島特別保護区へ。セーシェルムシクイ、セーシェルフォディ、セーシェルカササギロビンなど様々な鳥を観察することができます。

セーシェルでサステナブルな体験ができる現地団体


セーシェルでは、旅行者がNGOや地元コミュニティが運営するエコツーリズムのプロジェクトに参加することができます。セーシェルを訪れたら参加してみたいプログラムのある現地団体はこちら!

セーシェル島財団は、セーシェルのユニークな生物多様性を保護することを目的とした、保護プログラムを運営しているセーシェル島財団。そのひとつ、クジン島特別保護区は、セーシェルウグイス、タイマイ、アオウミガメなど、多くの絶滅危惧種が生息する小さな島です。訪問者は、島のガイドツアーに参加し、その保護活動について学ぶことができます。

ネイチャー・セーシェルは、環境保全とエコツーリズムを目的とした非営利団体。バードウォッチング、ウミガメのモニタリング、サンゴ礁の再生プロジェクトなど、環境に配慮したさまざまなアクティビティを実施しています。ビーチフロントのバンガローやエコロッジなど、環境に配慮した宿泊施設は、環境への悪影響を最小限に抑えつつ、快適で本物のセーシェル体験ができるように作られています。

セーシェルの旅で、ユネスコ世界遺産に出会う

セーシェルには、ユネスコの世界遺産が2つあります。滞在中に是非訪れてみたいですね。

ヴァレ・ド・メ自然保護区:有名なココ・デ・メール椰子の木など、ユニークな植物が生息する密林です。

アルダブラ環礁:巨大な亀、イルカ、サメなど、驚くほど多くの海洋生物が生息しています。


セーシェルでは、自然の中にどっぷりと身を置くことができます。しかし、その分、環境負荷は最小限に抑えたいもの。セーシェルの壊れやすい生態系を次世代に引き継ぐためには、責任ある観光をすべき。セーシェルの持続可能な観光の取り組みに従い、旅行者として環境に優しい習慣を実践することで、セーシェルの自然資源の保護に貢献することができます。

セーシェルへの旅は、一生の思い出になること間違いなし!
楽園セーシェルを訪れて、サステナブルな旅をしてみませんか?

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