デジタルノマドとその持続可能性
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デジタルノマドとその持続可能性

デジタルノマドという生き方が自分に向いているかどうか気になっている人が増え、インターネット検索している人も多いようです。2024年初めの時点で、世界でおよそ3500万人のデジタルノマドがいると言われています。HRトゥデイによると、従業員の63%が、リモートでの柔軟性が仕事を探す際の重要な要素であると回答しており、スタッフィングハブ社によると53%以上の人がフルリモートで正社員として働きたいと考えているそう。一体、フルリモートで旅をしながら働くデジタルノマドには、どんな魅力があるのでしょうか。

ノマドライフのメリットとは?

デジタルノマドの最大の魅力は、働く場所を選べること。他の都市でも、他の国でも、カフェでも、ビーチの見えるホテルでも、どこでも好きな場所を選んで働くことができます。ノマドライフを楽しんでいる人たちは、生活に十分な収入を得ながら、会社がある場所より安い国や都市に住むことで収入の大部分を節約することができるようです。例えば、アメリカ、カナダ、イギリスでその国の水準の給与を得ながら、タイやベトナム、メキシコで生活費を支払っている人たちは、母国に戻って生活するのに比べてかなり快適な生活を送ることができているということです。

デジタルノマドのライフスタイルは持続可能?


ノマドライフを送る人たちは、知ってか知らずか持続可能な生き方をしています。デジタルノマドの人々は暮らすように旅をしながら生活しているため、飛行機を使わず、現地の交通機関を使ってゆっくりと旅をする傾向があります。つまり、普通の旅行者に比べて二酸化炭素排出量がかなり少ないということ。デジタルノマドのライフスタイルは、移動しやすいように最小限の荷物で旅をするため、年に一度のバケーションのように一度しか使わないものではなく、再利用可能なものを使う傾向があります。さらに、デジタルノマドの人々は欧米の会社で働きながら、低コストの国や地域を旅するため、このお金の多くがその国の地域経済に貢献するということも忘れてはいけません。

デジタルノマドに人気の旅行先は?

StatistaDemandSageの統計によると、タイのバンコクは、リモートワークの旅先として世界でトップ。ニューデリーも僅差で2位ですが、これは人気というより、WIFIの速度やコワーキング拠点に基づくもののようです。そして、ポルトガルのリスボンは、コストの安さと西ヨーロッパへの近さが評価されています。スペインのバルセロナは、比較的物価は高いですが、シェアワーキングスペースが多いことから人気のよう。意外なことに、ノマドライフを楽しんでいる人の15%以上が2023年にアメリカに渡航していますが、生活費が高いため、ほとんどのノマドにとって長期的な渡航先ではないようです。反対に、現在最も低い評価を得ているのはバルバドスとモルドバの2都市。インターネット速度が遅く、コワーキングスペースがほとんどないことがノマドライフに合わないようです。


コロナ禍以降、リモートワークを希望する人の数は着実に増えており、世界はこの移行を受け入れつつあります。旅をしながら仕事をする魅力的なライフスタイルであるデジタルノマド。仕事に対する人々の要求が変化するにつれて、トレンドは変化してきているようですね。

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