
国立公園に行くならレンジャーと回ろう!
レンジャーにガイドしてもらう
メリットとは
忙しい日常から離れ、旅に出て自然の中でゆっくりしたい、と思うことありませんか。自然が保護された国立公園や自然保護区は豊かな自然に触れるにはもってこいですよね。でもただ訪れるだけじゃもったいない!国立公園に行くならレンジャーと回ると、いいことづくめでおすすめなんです。
レンジャーは、国立公園を管理し、訪れる人々を案内・ガイドする人。アメリカではパークレンジャーと呼ばれ、日本では自然保護官とも呼ばれます。さらに、レンジャーは国立公園の管理に関する法律や歴史、自然の専門家でもあります。
レンジャーは国立公園内の自然の管理をしており、彼らの仕事はエコツーリズムという観点でもとても重要です。エコツーリズムは旅先の環境を保護・尊重し、現地の地域社会に利益を還元、旅行者自身も学びとなる旅行。レンジャーは、国立公園を訪れる人が、その地域に生息する野生生物について悪影響を与えないよう観察し、学べるような環境を提供します。
では、レンジャーと一緒に国立公園を回ると具体的にどんなメリットがあるのかみてみましょう。
レンジャーと一緒に国立公園を訪れるべき理由
自然とその地域について学ぶことができる
レンジャーは、日常的に国立公園でトレイルや設備に問題がないか点検し、毎日の天候や様々なデータを確認しながら公園の管理にあたっています。そして、レンジャーが訪問者向けのプログラムを運営している国立公園もあるので要チェック!レンジャーのガイド付きツアーに参加すると、国立公園の中だけでなく、その周辺エリアの歴史や環境についても学ぶことができます。
専門家としての知識
レンジャーは、国立公園を回るツアーや自然をテーマにしたレクチャーを行なっています。自然や動植物について不思議に思ったこと、興味をもったことについて質問すれば、レンジャーが喜んで答えてくれるでしょう。生態系について、個々の動植物について、様々な知識をもつ専門家でもあるレンジャー。自然を愛するレンジャーたちは、国立公園を訪れる訪問者にももっと自然のことを知ってもらいたいと思っているのです。
珍しい野生生物に出会える確率が高まる
レンジャーは国立公園の中のことを知り尽くしています。もちろん、どのあたりにどのような動植物が生息しているかももちろん把握しています。そのため、レンジャーと一緒に国立公園を訪れると、その土地ならではの、ユニークで珍しい野生生物や植物を見つけられる可能性がグッと高くなるのです。自分だけで回ってもなかなか見つけられない野生生物。せっかく訪れるなら、是非見てみたいですよね。
国立公園内の野生生物の生息地や見つけ方、どのくらい距離をとって見守れば良いかといったことまで熟知しているのがレンジャーなのです。
安全上の理由
レンジャーは、安全上の対策などの訓練も受けた経験豊富な人々。レンジャーと一緒に回る訪問者が、公園の規則や規制にきちんと従うよう指導しながら、安全に探索できるようにします。レンジャーはまた、訪問者が自然環境を乱さないように、持続可能な自然との触れ合い方という観点でも注意を促します。
緊急時の対応
奥深い国立公園の大自然の中で何かあった際も、レンジャーと一緒なら安心です。緊急時の対応と支援に関しては、レンジャーはプロ。関係当局にすぐに連絡を取ることができ、必要なサポートを確実に受けられるようにしてくれます。
地域社会への還元
自然保護区では、地元の人々を雇用してレンジャーとして働いています。その地域の人々にとって、レンジャーは雇用の機会でもあるのです。レンジャーと一緒に自然を探索するときに支払うガイド料は、国立公園の保全の一部として使用されるだけでなく、雇用を支え、地域コミュニティに貢献することにもつながっています。
パークレンジャーと一緒に国立公園を訪れることは、私たち旅行者にとってだけでなく、結果的には自然保護や地域社会の発展にとっても良いことなのです。国立公園に行く際は、レンジャーがガイドしながら公園内を回れるガイドツアーがあるか確認し、あれば参加してみましょう!
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