
学生時代、
海外でサステナブルな長旅をすべき
3つの理由
学生時代は社会人よりも長期休暇が取れるため、長期で海外に行くこともできますよね。海外では「ギャップイヤー」といって高校卒業後、大学に進学する前に1年間休みを取り、海外を旅してまわることで自分探しをしたりと、さまざまな経験をする機会にしている人がたくさんいます。
今回は、学生時代に海外でサステナブルな長期旅行をするべき理由をご紹介します。
様々な視点から物事を見ることができるようになる
世界を旅することで、自分とは異なる文化や人と出会い、広い世界を知ることができます。今まで当たり前だと思っていたことが覆され、カルチャーショックを受けるかもしれません。
地元の人と話すと、その人の心配事や物事の捉え方が自分とは異なることがあると思います。相手の立場に立てないことが原因で起こる人と人との対立。
様々な角度から物事を見る視点を養うことができるでしょう。
自分自身と自分の国を別の視点から見る絶好の機会です。
自然の大切さに気づかされる
地球がなければ私たちが生きていくことができません。でもほとんどの旅行者は、環境への配慮が足りていないことに気づいていません。
自分たちの周りにある自然や環境を当然のことと思っている傾向があります。
海外での長期旅行は、自分の国と遠く離れた地域の大自然を体感する絶好のチャンス。自然を五感で感じて、改めて自然の大切さに気づくことができるでしょう。
手付かずの壮大な自然に足を踏み入れることで、人間は地球の一部であること、太古の昔から私たちは自然の恩恵を受けて生きているということに気付かされるでしょう。
地産地消の重要性
今では日常生活の一部になっているマクドナルド。海外でも、多くの旅行者は馴染みのあるマクドナルドを食べることが多いようです。
ファーストフードチェーンで食事をする際、オーナーと直接会うことはないですよね。
国際的なファーストフードチェーン店は、食材の品質よりも、安い食材を仕入れることに注力していたり、広告を出して集客したりしているため、私たちの食事代はその輸送費や広告費として使われているといっても過言ではないかもしれません。
一方、地元のレストランや土産店は、地元産の食材を使っているため、それらを利用することで地域社会を応援することにつながります。
サステナブルな旅は、自分の目の前にあるものだけでなく、自分の行動が社会や経済にどのように影響するかを考えるきっかけとなります。
自分のお金をどのように使いたいか一度考えてみるのもいいかもしれません。地域社会の支援に繋がるものにお金を使いたいですか?それとも国際的企業や環境への配慮ができていない企業のためでしょうか?
今回ご紹介した以外にも、自分を見つめ直すきっかけになったり、人生を変えるような経験をするかもしれない学生時代の海外長期旅行。
自分の目で見て感じる経験は、自分の置かれている環境の大切さをよく理解できます。
思い切って海外へ飛び込んでみるのはいかがでしょうか。
環境に優しい旅についてもっと知りたいですか?
次の旅のインスピレーションに、忙しい毎日のちょっとした息抜きに。
Ecotourism Worldのニュースレター配信登録はこちら。

