神秘に満ちた憧れのペルー!大自然を守るエコツーリズムとは
中南米

神秘に満ちた憧れのペルー!
大自然を守るエコツーリズムとは

南アメリカ西部に位置するペルー。どこまでも続くアンデス山脈、生物の多様性を誇るアマゾン熱帯雨林、ベールに包まれた古代遺跡、、。ここに来れば、神秘的な異文化体験から、壮大な大自然でのアクティビティまで、バラエティに富んだ体験をすることができます。120万㎢もある国土は「海岸エリア」「高地エリア」「ジャングルエリア」と大きく3つの地域に分けられ、それぞれ異なる魅力に溢れ充実した旅となるでしょう。

しかし近年では、森林伐採や農地開発、観光客の過多などから、ペルーの貴重な自然は破壊の道を辿っています。果たしてこのまま見過ごしてしまって良いのでしょうか。私たちにできることは何でしょうか。それは、この美しくも脆い自然を守りながら旅するために、エコツーリズムを通じて手段を学び、行動に移すことです。

グローバル・エコツーリズム・ネットワークによれば、エコツーリズムとは「環境を保護し、地元の人々の幸福を維持し、訪問者、スタッフを含むすべての関係者の解釈と教育を通じて知識と理解を生み出す自然地域への責任ある旅行」と定義されています。

ペルーの基本情報

ペルーへの旅行者は年々増加しており、2017年から2018年には海外からの訪問客は約10%増え、2019年もほぼ同じ水準で推移しています。なぜこんなにも多く人が、ペルーに魅了されるのでしょうか。

それは冒頭でも述べた通り、古代遺跡や歴史的建造物、アンデス山脈やアマゾン熱帯雨林を代表とするドラマチックな自然の美しさ、美味しい料理に豊かな先住民族の文化など、沢山の魅力があるから。様々な地形を持つペルーは、サーフィン、スキー、ラフティング、サンドボードなどのアドベンチャー・アクティビティも大人気なのです。

ペルーで最もよく知られた場所の一つであるマチュピチュ。ここはインカ帝国の遺跡ですが、ペルーには他にも多くの古代遺跡があります。特にナスカの地上絵は旅行者にとって忘れられない旅の思い出となるでしょう。上空からの景色はまさに、地球に刻まれた広大で謎めいたメッセージ。ペルーの先住民族が描いた巨大な絵は、アート好きや冒険家の心を鷲づかみにすること間違いなしです。チャンチャン、クエラップ、オリャタイタンボなどの有名な遺跡もあるので、ぜひ次の旅行ではあまり知られていない遺跡もプランに入れてみてはいかがでしょうか。

都市部では、リマ、クスコ、プーノが人気です。ペルーの都市の多くには、500年以上前の美しいスペイン建築が残っていて、特にリマとアレキパには多くの美術館、文化博物館があるため見応えがあります。リマ美術館では3000年以上前のネイティブアートが展示されているので、そちらもお忘れなく。

ペルーのエコツーリズムを知ろう!

ペルーの国土の74%はアマゾン熱帯雨林。ハイ・ジャングルとロー・ジャングルから成り立つアマゾンですが、特にハイ・ジャングルはアクセスしやすい場所にあるため、多くの旅行者に人気です。生物の多様性にも恵まれ、ジャガー、タカ、ワシ、サル、コンゴウインコ、カピバラ、1000種以上の鳥類など、数えきれないほど多くの動物を見ることができます。

ペルーでは1990年、特定の保護地域を定めた「国家自然地域システム」が制定され、1993年には、ペルーの自然資源や生態系が国家遺産として憲法に定められました。これは、世界でも大変貴重な自然遺産「アマゾン熱帯雨林」を保護するため、国立公園保護区の設定を推進するもの。しかし、2000年代初頭以降、森林伐採や土壌劣化、建築工事等が進んでしまい、目的が十分に達成されているとはいえません。そこで、エコツーリズムを進めることがより重要になってきているのです。

ペルー政府はエコツーリズム推進のため、いくつかの取り組みを始めています。その中の一つ「Al Turista, Lo Nuestro」(観光客に、私たちのものを)というプロジェクトは観光サービスの一環として、家畜や手工芸品など地元の特産品を直接取り扱うことを推奨しています。まだまだエコツーリズムに関する政府の指針は十分ではないかもしれませんが、環境の保全や地域コミュニティへの貢献に熱心に取り組むツアー会社などもあり、インターネットで見つけることができます。

一方、政府の規制を厳しくしている場所といえば、マチュピチュ。1日の訪問者を2500人、インカトレイルの許可証を500人までと制限し、厳重な管理がなされています。この数には同行するガイドやコックなどの従業員も含まれるという徹底ぶり。2018年にはエリア内に使い捨てプラスチックを持ち込むことも禁止となりました。

ペルーでこんなエコツアーを予約しよう!

エリアによって異なる魅力を持つペルー。旅行の計画を立てる際は、都市部のグルメツアー、数日間のトレッキングツアー、考古学ツアーなど、沢山のオプションの中から好みのエコツアーを組み合わせてみてはいかがですか?

自然好きに人気なのは、マヌー国立公園リオ・アビセオ国立公園。どちらも自然・文化遺産として世界遺産に登録されている国立公園です。

もちろん、まだマチュピチュ未体験という人は是非一度足を運んでみて。現地のエコツアーに挑戦するなら、エボリューション・トレック・ペルーはいかがでしょうか。地元密着型のツアー会社で、クラシック・インカ・トレイルを始めとする多彩なツアーが用意されています。この会社は、女性スタッフを雇用し、男性と同等の給与を保証する唯一の会社で、様々なサステナブルな取り組みを行っています。スタッフが共同で経営しており、どのような職種でも平等な雇用形態を結ぶという取り組みも行っています。

もう一つのオススメは、オルタナティブ・ペルー。一般の観光客があまり行かない場所やエリアを専属のプライベートガイドが紹介してくれます。より地元に密着したカルチャーツアーとなるので、旅先の経済にも還元することができ、サステナブルな旅行を望むならピッタリのツアーではないでしょうか。


ペルーのエコツーリズム、いかがでしたでしょうか。地元への貢献度が高く、冒険家、美食家、歴史愛好家など様々な種類の「好き」が満たされる、素晴らしい場所です。ぜひ、次の旅先の候補に入れてみてくださいね。

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